《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身
2年連続でチームを甲子園に導いた花巻東(岩手)の佐々木洋監督(48)が昨年12月、大阪のグラウンドで「甲子園塾」の講師を務めたときのことだ。
「甲子園塾」は日本高野連が主催する、野球部の部長や監督を対象にした若手指導者育成のための研修会。そこで大谷翔平(30=ドジャース)や菊池雄星(33=アストロズ)の指導者としても知られる佐々木監督の講義に、一部の高校の部長や監督は仰天していたという。
「野球の戦術や技術や指導者としての心構えを説くのかと思ったら、パソコンを何台も持ち込んで、映像を見せながら体のメカニズムを理解する重要性をレクチャー。筋肉を付ける以前に柔軟性が大切だとか、股関節の骨盤がどうとか、胸郭がこうとか……選手個々の体に合った指導法が重要だとも。古いタイプの指導法に染まっていた高校の部長や監督はア然ボー然だったと聞きました」(アマチュア野球担当記者)
選手個々の能力を上げたからといって、チームが勝てるようになるとは限らないが、旧態依然の指導法はもはや論外か。
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今夏の甲子園を制した京都国際とは、いったいどんな学校なのか。男女比や野球部員が占める割合などはどうなっているのか。なぜ、好左腕が育つのか。
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