“監督批判”かと物議 ソシエダ久保建英が先発復帰も…低調パフォーマンスに終始の思惑外れ
スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表FW久保建英(23)は日本時間25日のエスパニョール戦で決勝ゴールを決めた直後、アルグアシル監督に対する「先発から外れて途中出場への抗議パフォーマンス」を披露したとして物議を醸した。
同29日午前4時30分キックオフのアラベス戦で先発復帰した久保。見せ場は前半4分に訪れた。
左サイドからクロスが入り、ゴール正面でフリーの久保は相手PAに進入したところで利き足の左足を振り抜いてダイレクトシュート。しかし当たり損ないのボールはゴール右に外れた。
久保は1-1で迎えた後半、主戦場の右FW以外に左サイドFWの位置でプレーしたり、積極的にボールに絡んで奮闘するも空回りの連続。唯一の見せ場は15分、相手選手と正面衝突してピッチに突っ伏した状態で動かなくなった場面くらい。
結局、32分にアラベスに決勝ゴールを決められて手痛い敗戦を喫した。
「試合前にアルグアシル監督が『私や誰かに向けられたものではなかったようだが(久保)タケは適切な行動ではなかったと謝罪してくれた』と大人の対応で事態の沈静化を図った。久保にしてみたら、アラベス戦でもゴールを決めて<自分は主軸>であることを強烈アピールしたかったが……」(サッカー関係者)
低調パフォーマンスに終始して思惑外れ──。