ヤクルト田口麗斗に米球界シビアな評価…5年40億円パドレス松井と同学年同体型でも“決定的な差”
昨3日、海外FA権を取得したヤクルトの田口麗斗(28)は、メジャー挑戦希望を持っている。
チームの守護神として33セーブ、防御率1.86と活躍した昨季終了後に球団と3年契約を結ぶと同時に、米移籍の夢も伝えた。
「田口と同学年で同じ左腕の松井裕樹が昨オフ、5年40億円でパドレス入りした。刺激を受けたのでしょうが、決定的に違うのは球威と奪三振率です。171センチ前後と上背は同じでも、松井は楽天での10年間で10.0以上の奪三振率を9年連続でマークしている。昨年は11.30、一昨年は14.46と高い数字で、これがメジャーに評価された。田口は昨年の10.24がキャリアハイ。2ケタを超えたのはその1度だけですからね。直球の最速も155キロの松井に対し、田口は145キロ。仮に海外FA権を行使しても、獲得に手を挙げるメジャー球団があるかどうか」(米球界関係者)
この日、「それ(メジャー挑戦)は心の奥、片隅にあるって程度。今は考えていない」と話した田口の今季年俸は1億7500万円。3年契約の総額は5億5000万円と報じられている。カネのことだけを考えれば残留が賢明のようである。