女王・山下美夢有の敵は申ジエと主催のJGA…日本女子OP単独首位でも油断できない複雑事情

公開日: 更新日:

 優勝を狙える位置につける申は「今日も高い球とか低い球とか色んな球を打ちながらプレーした。色んな技術が必要なセッティングだったので、18ホール疲れた部分もあるけど同じくらい楽しんでプレーできた。ボールもカットやドローを打って、全部使った1日でした」と語った。

 山下にとっては最も警戒する相手だが、初優勝を狙う「女王」にとっては、主催の日本ゴルフ協会(JGA)も大きな壁になりそうだ。

 今大会は21年まで優勝スコアは5年連続2ケタアンダーパーだった。22年の通算3アンダー(勝みなみ)で〝記録〟は途切れたが、昨年の原瑛莉花(25)は通算15アンダーでハイスコアに戻った。

「JGAは今年、再び優勝スコアは1桁アンダーに抑えたいそうです。2日目の天候が崩れなかったのは予想外だったでしょう。3日目もピン位置を奥目にしたり、左右の厳しい位置に切ってスコアを抑えるのではないか」(ツアー関係者)

 ちなみに、22年大会のアンダーパーは優勝した勝と申の2人だけだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  1. 6

    血税が国民民主党の「ホテル代112万円」に消えた…“浮かれ不倫”玉木雄一郎代表に問われる説明責任

  2. 7

    国民民主党・玉木代表が元グラドルとの隠密不倫を認め陳謝…会見で“勝負ネクタイ”消え、目もうつろ

  3. 8

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  4. 9

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  5. 10

    発掘! 国民民主・玉木代表がハマった“元グラドル観光大使”小泉みゆきの過激ボディー