松山英樹に向けられる大ギャラリーのスマホが炙り出す「国内ツアーの時代遅れ」

公開日: 更新日:

 人気低迷が長く続く国内ツアーの動画撮影の現状はどうなっているか。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の大西裕介広報部長に聞いた。

「すべてのエリアで動画撮影を認めている大会と撮影ホールが限定されている大会があります。大会主催者やテレビ局の方針の違いによるものです。我々JGTOと選手会は、動画撮影に関しては全面解禁を推奨しています。今後、主催者やテレビ局との調整がつけば、全面解禁されると思います」

 ZOZOを現地で取材した宮崎紘一氏(ゴルフジャーナリスト)はこう言った。

「昔は試合撮影は報道カメラマンに限られていましたが、これも時代の流れでしょう。プレーの邪魔にならなければ、国内ツアーもスマートフォンの動画撮影は全面解禁にするべきです。特に国内の男子ツアーは人気がなく、試合会場で撮影した動画をファンがSNSで拡散してくれた方がツアーや選手のPR効果につながる。大会主催者やテレビ局は、なんでストップをかけているのか。自分で自分の首を絞めているようなものです。プロスポーツはファンファーストで考えるべきです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…