米ツアー再挑戦の石川遼を待つ「過酷な試練」…6年ぶり同組の松山英樹には“完敗”
【ダンロップフェニックス】(宮崎・フェニックスCC=7042ヤード・パー71)第1日
2年連続出場の松山英樹(32)は、首位に2打差の4アンダー8位タイと好発進。前週優勝の石川遼(33)は、松山とは6年ぶりに試合の同組で回って気負ったか、イーブンパー48位と不満が残るスタート。“大物”2人と回った16歳のアマチュア松山茉生は4オーバー79位と大きく出遅れた。
今季の松山は2勝を挙げ、PGAツアー(米ツアー)通算10勝に到達。パリ五輪では銅メダルを獲得し、国内のファンを沸かせた。その松山が主戦場とする米ツアーに再挑戦するのが石川だ。来季の出場権がかかる同ツアー2次予選会(12月3日~6日・カリフォルニア州の5会場で約280人が参戦)に出場し、翌週の最終予選会(ファイナル=フロリダ州)進出を目指す。
石川は2013年から17年まで米ツアーでプレー。同年シード権を失い国内ツアーに戻った。
21年に今回と同じ2次予選会を受けたが、ファイナルへ駒を進めるには5打及ばなかった。