侍J高橋宏斗が米球界注目“韓国の大谷翔平”をフルボッコ!メジャーへのアピールに大成功
日本代表が6ー3で韓国を下した、15日の「プレミア12」。侍ジャパンの先発・高橋宏斗(22=中日)は二回に先制を許すと、逆転した直後の四回に同点の一発を被弾するなど、4回7安打2失点。8三振を奪う一方で制球に抑えが効かず、4回で78球を要す苦しい投球だった。
だが、韓国のポイントゲッター「3番・三塁」のキム・ヨドン(21=起亜)にだけはスイッチが入った。キムは高卒3年目の今季、韓国プロ野球で打率.347、38本塁打、40盗塁で史上最年少の「トリプルスリー」を達成。キューバを撃破した今大会初戦では、今季のパ・リーグ最優秀防御率投手のモイネロ(ソフトバンク)から放った満塁弾を含む3安打、2本塁打、5打点と大爆発。右打ちだが、パワーとスピードを兼ね備えた「韓国の大谷翔平」と称される若手スターで、すでにメジャーからも熱視線を送られる逸材だ。
将来のメジャー挑戦を視野に入れる高橋も、米球界ではロッテ佐々木朗希に次ぐ若手有望株という位置づけ。昨年のWBCでは最年少で代表入りを果たし、今季は12球団トップの防御率1.38で初タイトルを獲得した。