パットの名手に共通する3つの共通点 悩める女子プロに真板潔さんアドバイスを伝えると…
この5人は、細かいことを気にしないところも似ています。最近は練習グリーンで、カップに対し正しくアドレスしているか、線を引いたり、器具を使ってアライメントを確認している選手が多い。
でも、この5人がそのような練習をしているところを見たことがない。表現は違うにしても、5人が言っていたのは、「パッティングはどう構えても、インパクトの瞬間にフェース面がスクエアに戻ってくればいい」でしたから。
国内でも主流となったベントグリーンの芝は、コーライ芝のように葉が広くて硬くないが目はあります。午後になれば芝は伸びるし、スパイクマークも増えて難しくなる。カップを外れたとき、芝目のせいにする選手もけっこういるんですが、冒頭に挙げた選手たちからは、そんな言葉もまったく聞いたことがないですもんね。
真板さんはレギュラーツアー1勝、シニア6勝。1991年から15年間シード権を手放さず、当時からパットの名手として有名でした。初めてキャディーをやらせてもらった時だったかな。
「パターで一番重要なのはタッチだから」