侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ
さる球界関係者がこう言った。
「『大黒柱が欲しかった』と言っている巨人の阿部監督は、最初はFAで獲得した甲斐をメインで使うでしょう。ただ、代表の井端監督は峠を越した32歳の甲斐より、まだノビシロのある岸田を評価している。周辺には侍での正捕手起用の可能性をほのめかしているほど。今回の代表初招集は『チーム内で甲斐との競争に勝って来年のWBCに一緒に出よう』という井端監督のメッセージです」
来年のWBCでの主要メンバーは、日本人メジャー選手になる見込み。ただ、井端監督は「投手を含めて(メジャー選手が)全員来ても枠は空いている。外野も空いているし、(現段階では)内野は誰もいない。みんなにチャンスがあるのかな」と話している。日本人メジャーリーガーの捕手は一人もいない。
岸田はこの日、「なかなかこういう経験はできない。少しでも自分のためになるように」と抱負を語った。まずは侍でアピールし、巨人に戻ってからが本当の勝負である。
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ところで、今回の代表メンバーにはなぜ、日本を代表する主砲のヤクルト村上、巨人岡本は選ばれなかったのか。特に村上はWBC出場を熱望しているのに、である。いま水面下ではいったい何が起きているのか。
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