大谷の投打に痛烈ダブルパンチ! ドジャース主砲ベッツ「原因不明の奇病」で激痩せ11キロの衝撃
体が資本のアスリートが「食べるのが怖い」と言うのだから、その深刻度はハンパじゃない。2018年のア・リーグMVPでドジャースの看板選手でもあるムーキー・ベッツ(32)のことだ。
先の東京遠征の2日前から体調不良に。カブスとの開幕シリーズ2試合を欠場し、東京では2リットルの点滴まで受けてチームよりひと足早く帰国した。それでも体調はいまだ回復せず、日本時間24日のエンゼルスとのオープン戦も欠場した。
スムージー以外の食べ物を受け付けず、79キロだった体重は68キロまで落ちたという。
「何かを食べるたびに吐いてしまう。けさも朝食を食べたら吐いてしまった。食べずに試合に出るのは難しい。何か食べたいけど、食べるのが怖いんだ。(医者には)血液検査も正常だし、特に異常はなく、健康状態は問題ないと言われてる。非常にイライラする」
とはエンゼルス戦後の本人だ。
ドジャース専門メディアの「ドジャース・ネーション」によれば、「医師たちは胃の不調の原因を診断することができなかった」そうだ。要するに原因不明の体調不良なのだ。
ロバーツ監督は「開幕が控えているので、理想的な展開ではない。ただ、長期の離脱になるとは思っていない。血液検査や何人かの医者に診察をしてもらっている」と話しているものの、約2週間、実戦から遠ざかっていることを考えれば、28日の本拠地開幕戦(対タイガース)の出場は現実的ではない。医者たちがいまだに体調不良の原因を突き止められないのだから、離脱は長期に及ぶかもしれない。日本時間25日には固形物を口にしても戻さなかったらしいが、医者がそろってクビをひねっている“奇病”なのだから、それで事態が大きく変わるわけではない。
となると、チームはもちろん、大谷翔平(30)も大きなダメージを受けることになる。