阪神ドロ沼7連敗、しかも10試合連続エラーで失策数12球団ワースト…セ最下位もすぐそこ
怒涛の猛追で1位球団を抜き去り、あっという間に阪神がトップに躍り出た──と言っても順位のことではない。今季の失策数だ。
16日、阪神は今季2戦2完封とヤクルトをカモにしていた先発の青柳が、まさかの4回4失点KO。泥沼の7連敗である。
しかも、この日は矢野政権下の2019年以来、ワーストとなる10試合連続エラーを記録。やらかしたのは、よりによって青柳だ。二回、無死一塁の場面で投犠打を処理するも、まさかの悪送球。72失策は12球団ワーストの惨状だ。
この連続エラー記録が始まるまで、阪神の失策数はリーグ2位。毎日ポロポロとやり、セのトップだった巨人、12球団1位だった西武を風のように抜き去った。
矢野監督は就任当初から「球際の執念が大事」「球際がウチの課題」と言い続けていたが、チーム失策数はもっか5年連続リーグワースト。一向に改善される気配がない。この日は守備に不安があると知りながら、一塁で起用したロドリゲスがフィルダースチョイスでピンチを広げた。