ヤクルト村上を支える「5番サンタナ」が今オフの目玉に! 引き留められるか、争奪戦か?
首位独走はもちろん、4番・村上の本塁打量産にもひと役買っている。
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ(30)のバットが止まらない。8日時点で打率.367、11本塁打、26打点。打率以外は控えめに見えるが、これは今季25試合にしか出場していないためだ。開幕直後の4月に米国で左ヒザのクリーニング手術をし、5、6月は一軍不在だった。
得点圏打率も.417とチャンスにめっぽう強く、対右腕打率は.358、対左腕は.417。右投手だろうが左投手だろうが、一向に苦にしていない。
7月中旬に一軍に再合流すると、主に5番に定着。真中満元ヤクルト監督はラジオ解説で、「(4番の)村上が勝負してもらって数字を残せているのも、5番にサンタナがいることが非常に大きい」と話していた。
象徴的だったのが3日の中日戦だ。この日、村上は3打数1安打。それでも2四球とエラーで4度出塁すると、サンタナは2本塁打を含む4打数4安打6打点。村上を封じたところで、サンタナがいるというわけだ。