「ゆがみ」を治す!渡辺泉著
アゴのゆがみは万病のもとだという。
左右どちらかの奥歯でばかり食べ物をかむ“片かみグセ”がついていると、アゴの位置が歪んでしまう。アゴが歪むと顔の輪郭も変わり、片側だけ目が垂れたり、シワが深く刻まれたりする。次に、頚椎に負担がかかり、血管が圧迫されて頭痛やめまい、耳鳴りの引き金になる。また、肩や背骨にも歪みが伝わることで自律神経が乱れ、性ホルモンの分泌量が減少するなどさまざまな悪影響が表れるという。
アゴの歪みは、指3本を縦にして口の中に入るかでチェックできる。2本がやっとならば、歪みはかなり進んでいる証拠だ。本書では、普段かんでいない方の奥歯でガムを3つ一度にかむなど、自分でできる歪み解消法を多数紹介していく。
(さくら舎 1400円)