「患者力のすすめ」川嶋朗著

公開日: 更新日:

 日本人1人当たりの年間受診回数は13.2回。対して、イギリスは5.0回、アメリカが3.9回など、日本人はとりわけ頻繁に病院に行く国民だ。

 背景には、誰でも気軽に医者にかかれる国民皆保険の存在がある。

 しかし、“すぐに医師に診てもらえる”という環境で、日本人は自分の体や治療法に対する主体性をなくしているのではないだろうか。

 そこで大切になるのが、知る力、見抜く力、自己決定力、自己治癒力、往生力という5つの“患者力”を磨くことだと本書。風邪に抗生物質は無意味、かかりつけ医は家からの近さで選んではいけない、治療方針は医師ではなく家族と決める、QOD(死の質)を考えるなど、悔いのない人生を送るためのヒントを提供していく。
(幻冬舎ルネッサンス 1100円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    一部ファンが現実逃避? 中居正広“別人疑惑”再燃…「本人すでに死亡」と考える人々が現れる

  2. 2

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃

  3. 3

    フジテレビ社員たちの怒声と悲鳴…港浩一社長“自滅会見”で窮地、大手企業CM差し止め要求相次ぎ現場はパニック

  4. 4

    中居正広は松本人志の合コンに、2003年の時点で行っていた? 気になる千原ジュニアの証言

  5. 5

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  1. 6

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 7

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  3. 8

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  4. 9

    「北朝鮮みたい」…フジテレビの会見を伝える各局のニュースが“静止画”で視聴者ドン引き

  5. 10

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言