「西村和雄の有機農業原論」西村和雄著

公開日: 更新日:

 有機農業はこれまで包括的な定義がされなかったため、虫食いのある野菜が安全などと思われてきた。ほんとうに健康な野菜なら虫は避けるという。著者は有機農業を「耕地生態系の自律的機能を阻害あるいは撹乱するような、合成化学物質である農薬類や化学肥料は、一切使用しない」と定義し、日本は土壌の中に肥沃になるための根源があるので、低投与型と低栄養成長型の農業にもっていくべきだと説く。日本の食料自給率の低さが大きな問題になっているが、有機栽培で耕作すれば、自給率100%は可能だという。

 有機農業のアドバイザーを務める著者がまとめた実践的農業論。

(七つ森書館 1800円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり