弾む談話は“気候ネタ”から入れ!

公開日: 更新日:

 無駄話と思われがちな“雑談”のレベルを上げるだけで、仕事や人間関係の質が高まり、コミュニケーションの達人にもなれると説くのが、安田正著「超一流の雑談力」(文響社 1380円+税)。会話の実例を紹介しながら、日々の雑談で一目置かれる人間になれる38のテクニックを伝授している。

 その人に対するおおむねの評価は、会話が始まって1~4分の間で決まると本書。そのため、初対面での雑談は非常に重要だ。とはいえ、何もトリッキーな話題から入る必要はない。とくにお勧めなのは、気候ネタだ。至極ありふれているが、個人の思想が深く関わる政治ネタや、軽さの代表例である恋愛ネタなど、一歩間違えると取り返しのつかないことになる話題も多い。とくにビジネスシーンでは、ニュートラルな会話を心がけることが必要だ。

 それでは、気候ネタでどうやって雑談を弾ませたらよいのか。雑談の下手な営業マンAの場合、次のような会話が予想される。

A「いやぁ、すごい雨ですね」

B「急に降ってきましたね」

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走