「図書館(超)活用術」奥野宣之著
販売ノルマや売れる商品のアイデアに悩んでいる人は、近くの図書館に行くといい。情報が必要な場合、ネット検索をする人が多いが、ネット検索では「誰が調べても同じ」にしかならない。だが、図書館では「自分だけの問い」に「自分だけの解」を得ることができる。
例えば、販促キャンペーンの企画書を提出しなければいけなくなったときなど、図書館で関係のある新聞記事や雑誌のバックナンバーに目を通したり、郷土資料で統計を探したりすると、膨大な情報が手に入る。時間がなければレファレンスサービスを利用すればいい。ビジネスマンのための図書館活用のコツがてんこ盛りの一冊。(朝日新聞出版 1300円+税)