「寝不足でも結果を出す全技法」西多昌規著
健康のため、そして日中の仕事でハイパフォーマンスを発揮するためには、十分な睡眠が不可欠。しかし、忙しい日本人にとって寝不足の解消は容易なことではない。そこで本書は、あえて寝不足でも健康を保ち、日中の仕事も精力的に行うための方法を提案する。
まず、朝は体内時計を目覚めさせるために起床後すぐに太陽光を浴びること。朝食は必ず、しかし最小限に取り、内臓を目覚めさせる。炭水化物の取り過ぎは血糖値を急上昇させ眠気を誘うため、シリアルやバナナなどがいい。このとき、レモンジュースを欠かさず飲むこと。脳を覚醒させるのにお勧めだ。
昼食はカレーで汗をかく、1分間の短時間仮眠を取る、休日は寝だめしないなど、睡眠医学の専門家がアドバイスしていく。(ディスカヴァー・トゥエンティワン 1300円+税)