「買っていい一流マンション ダメな三流マンション」碓井民朗著
一流と三流を判断するためには、構造の基本を知ることが必要。一般には鉄筋コンクリート造り、超高層なら鉄骨造りなどがあるが、上階と下階で構造が異なると、継ぎ目の部分が弱くなる。
また、室内の床と天井は、二重床、二重天井が必要最低条件だが、階高を抑えるために床のスラブ(コンクリート)に直接仕上げ材を張った直床や上階の床スラブに直接クロスを張った直天井にすることもある。
その場合、リフォームしても排水管や電気の配線を動かせず、水回りや照明器具の位置が変えられないし、遮音性も低くなる。
建築家が一流と三流を見分けるために知っておくべき56のポイントを解説。(ダイヤモンド社 1400円+税)