「人工知能は私たちの生活をどう変えるのか」水野操著

公開日: 更新日:

 進化する人工知能(AI)の活用で、暮らしはどのように変わり、社会はどのような影響を受けるのかを、最新のAI事情を紹介しながら考察したサイエンスリポート。

 自動運転車実用化への挑戦、AIに記事を作成させる世界的通信社の試み、そして医療現場への導入など、AIが社会に浸透しつつある現実を紹介。コンピューターは今、人間のように自律的な学習「ディープラーニング」が可能となり、より人間に近づきつつあるという。

 一方で、人間の脳を凌駕して暴走する危険性も秘めている。こうした現状を俯瞰しながら、AIによって未来の暮らしがどうなるのかを具体的にシミュレーション。超高齢化や医療・介護問題の解決の切り札となるAIの可能性を説く。(青春出版社 880円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情