鉄面皮の内側 プーチンのしたたかな政治手腕を精査

公開日: 更新日:

「プーチンの世界」フィオナ・ヒルほか著、濱野大道ほか訳

 強烈なエリート意識とワルぶった物腰。権力の中枢にありながらもアウトサイダーの仮面をかぶりたがる。「プーチンはもっとも謎多き人物」という著者は、米民主党系のブルッキングズ研究所のロシア専門家。KGB勤務だったプーチンの父も、戦時中KGBの前身の破壊工作部隊で対ナチ破壊任務に従事。戦争末期は妻子とレニングラード包囲戦の渦中にとどまり、その際プーチンの幼い兄が犠牲になったという。一家は強烈なサバイバー意識で歴史を生き抜いてきたのだ。

 トップダウンで企業にも介入したがるところなど、トランプとの共通点が多々見つかって思わず背筋が寒くなる。(新潮社 3200円+税)

【連載】NEWSを読み解く今週のキーワード

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ