連載<15> グラウンドに眠る暗い記憶
今、グラウンドを使っているのはサブのメンバーだった。レギュラークラスは室内でウエイトトレーニングでもしているのだろう。
自分の大学生活が凝縮されたこの場所に来れば、少しは気分が紛れるかと思ってなんとなく足を運んだのだが、暗い記憶が甦り、余計に気が滅入ってしまった。こうな…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,264文字/全文1,404文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】