「オッパイ入門」東海林さだお著

公開日: 更新日:

 オッパイの実技で「ゆらす」というのを好む人もいるが、この場合は揺れるほどの大きさが必要になる。大きさには大・中・小のほかに爆・巨・貧という分け方もあるが、最近の若い人は「爆」が好きというのは少なくて、「手のひらにちょうど収まるぐらい」がいいという人が多い。

 アグネス・ラムやマリリン・モンローの時代の若者はみんな元気で、「平凡パンチ」や「週刊プレイボーイ」に「巨」と「爆」が氾濫していた。あのころの若者は、今は定年となって週刊誌の袋とじを老眼鏡でショボショボ見ているらしい。

 お馴染のショージくんのオッパイやあくび、忖度などについての考察。早稲田大学での青春を語る中野翠さんとの対談付き。(文藝春秋 1350円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」