「オッパイ入門」東海林さだお著
オッパイの実技で「ゆらす」というのを好む人もいるが、この場合は揺れるほどの大きさが必要になる。大きさには大・中・小のほかに爆・巨・貧という分け方もあるが、最近の若い人は「爆」が好きというのは少なくて、「手のひらにちょうど収まるぐらい」がいいという人が多い。
アグネス・ラムやマリリン・モンローの時代の若者はみんな元気で、「平凡パンチ」や「週刊プレイボーイ」に「巨」と「爆」が氾濫していた。あのころの若者は、今は定年となって週刊誌の袋とじを老眼鏡でショボショボ見ているらしい。
お馴染のショージくんのオッパイやあくび、忖度などについての考察。早稲田大学での青春を語る中野翠さんとの対談付き。(文藝春秋 1350円+税)