「S.O.P. 大阪遷都プロジェクト」増田晶文著

公開日: 更新日:

 難波から私鉄で十分ほどの「梅町商店街」で、富瀬はお好み焼き屋をやっている。ある日、やってきた橋場秀喜という老人が、富瀬という名を聞いて、遠い記憶を探った。富瀬の祖父と橋場は、かつて大阪市長、關一の下で、市立大学や中央卸売市場をつくるなど、「大大阪」建設のために働いた仲だったのだ。祖父の残したノートの表紙には「セント・オーサカ・プロジェクト」の文字がある。橋場はこの計画の資金繰りを担当していたという。その橋場が行方不明になった。同じアパートに住む漫才師は、橋場が当時の資金を隠しているのではないかと疑っている。

「昭和の大阪」を舞台に、大阪遷都をめざす7人がドタバタ大騒動を巻き起こす。

(ヨシモトブックス 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ