「医者が教える 健康断食」ジェイソン・ファン、ジミー・ムーア著 小田原雅人監修 鹿田昌美訳
2型糖尿病の治療にはインスリンが使われるが、実はそれがインスリン抵抗性を引き起こしているのだ。体は何かの物質の濃度が上がりすぎると、それに反応して抵抗性を生み出すからだ。
2型糖尿病は「インスリンが多すぎる病気」なので、インスリン値を下げる唯一の方法は「食べ方」を変えること。「断食(ファスティング)」で休食時間を生活に取り入れることが必要だ。通常の生活の間に定期的にファスティングの期間を挟む間欠的ファスティングと、長期間のファスティングがある。期間は12時間から3カ月以上までさまざま。方法も、水だけ、ノンカロリー飲料だけ、などいろいろある。
「断食ドクター」が効果的な断食法を指導する。
(文響社 2475円)