(7)これはきみとわたしだけの秘密だ
正木典夫は、また頭を軽く下げてあやまった。
「申し訳ありません。ロッカーにあったものについては確認できませんでした」
「状況的には仕方がないな。その連中に奪われていないとすれば、ロッカーにあったものを永山先生は入手したはずだ。そのあたりはどうなんだろう」
ひ…
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