(51)水子の旅行ツアーがはじまった
三 ごめんだごめんだ、成仏だなんて
エミューと二人、葦伏市に戻ったのは翌日の昼だった。
前夜は別荘の床でエミューと眠った。綾瀬は彼女の胸に頭をあずけ、彼女の匂いに包まれて眠った。何も起こらなかった。綾瀬は彼女の乳房を吸ってもいないし、真っ白なお腹に手を這わせた…
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