婚前米国旅行からわずか3カ月で破局した梶芽衣子
2人は前年12月28日に羽田を出発。大晦日までハワイで遊び、元日からはラスベガスで過ごした。
「挙式の話はガセでしたが、一緒になるのは確実とみられていた。事実、2人の間でも、そうした話が進んでいた。結婚を前提とした婚前旅行だったわけです」(芸能記者)
出会ったのは72年10月。その頃、梶の妹で歌手の太田とも子は指導をしてくれるアドバイザーを探していた。そこで知人から紹介されたのがI氏だった。面会の際、妹の付き添いで梶も同行。波長が合ったのか、すぐに恋に落ち、赤坂や六本木のレストランでデートを重ねた。
その後、家族ぐるみの付き合いになり、大晦日にはI氏と梶、梶の両親、妹の5人でハワイに旅行している。すでにこの時、2人は「結婚式を挙げるのならハワイがいいね」と語り合っていた。
だが、結局、この恋は破局する。I氏は結婚するにあたって仕事をやめてほしいと何度も要求していた。梶は「少し待ってほしい」と繰り返すばかり。I氏のイライラは募っていた。
「梶も本当は仕事をやめる気でいた。でも、『女囚さそり』シリーズでドル箱女優になっていた梶を映画会社が手放そうとせず、なし崩し的に結婚が先延ばしになっていったんです」(芸能記者)