「DJ出身」あべ静江 3歳から中学まで子役兼歌手だった
昭和48年、「コーヒーショップで」でデビューし、いきなりスターの仲間入りを果たした。10代のアイドル歌手が全盛だった当時、あべさんは21歳。「ちょっとお姉さん」的雰囲気と、地方局のDJ出身という手あかのついてない透明感が人気に拍車をかけたのは間違いない。そんなこの人にも“秘められた過去”があった!
■手あかがついてないイメージのため?
「うわっ、懐かしい! 前列右から2人目のちっちゃいのが私。コレ、私が小学校3年生ぐらいの写真です」
古いアルバムから一枚の写真を取り出すなり、あべさんはこう言った。
「デビュー以来、最近までずっと伏せていたんですが、実はね、私、3歳ぐらいから中学時代にかけて、少女歌手や子役としてステージやラジオ、テレビに出ていたことがあるんです。この写真はまだできて間がない東海テレビが初めて制作した時代劇の打ち上げの写真です。たしか『名物水曜座』という枠の中の一本だったと思うけど、残念ながらタイトルは忘れちゃった」
21歳でデビューしたあべさんが、小学生時代、子役をやっていたとは初耳だが、またどうして?