「振り子」主演 小西真奈美

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――思い入れのあるシーン、セリフはありますか。

「振り子時計のように、互いに時を刻み、人生を歩む夫婦の姿です。どちらかがうまくいかない時は、どちらかが頑張って支えていくんだというメッセージに胸を打たれました。大さんが仕事で失敗し、涙を流した時、『初めて私の前で泣いてくれた』とサキが言うシーンも好きです。夫婦にとって、家族にとって大変な事態なんですけど、そこでまた絆を強くしていく。セリフはすてきなものがいっぱいありますが、『今日も一日お疲れさま』と夫を迎えるサキの言葉は好き。ああいう奥さんに憧れてしまいます」

――NHKの朝ドラ「ちゅらさん」でのエリート女医など、TVや舞台でも活躍されていますが、映画はどうですか。

「皆で力を合わせて作っていくところ、100年後も残るところに引かれます。鹿児島の中学生でテニス部だった頃、将来はパン屋さんになろうか、ケーキ屋さんになろうかと思っていて、『スタンド・バイ・ミー』を見て感動して、私も冒険したいって強く思ったのを覚えています。実現はしませんでしたが、今こうして映画に出させてもらい、たくさんの皆さんに見ていただいて、喜んでいただいている。こんなにうれしいことはありません」

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