フジ「バイキング」惨敗で早まりそうなSMAP中居の昼番組
フジテレビの「お昼維新」が大苦戦だ。「笑っていいとも!」の後を受けた「バイキング」が酷いありさまなのである。
視聴率は初回の1日(火曜日)から右肩下がりで、7日の月曜日は4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に。
放送時間を繰り上げた「徹子の部屋」(テレビ朝日系)との直接対決も、1勝4敗と大きく負け越した。
「持ち味を出していたのは月曜MCの坂上忍ぐらいでしょう。仁科克基が浮気現場を目撃された話題には『あの松方弘樹さんの息子さんなんだから』と解説し笑いを誘っていたし、中継先のサンドウィッチマンとの絡みもまずまず。朝まで打ち上げで飲んでいたと告白し、酔っぱらいながら毒舌を挟んで進行する姿は、みのもんたを思わせましたね」(テレビ制作会社幹部)
もっとも、お昼に酔っぱらいは嫌われたのか、視聴率にはつながらなかった。このまま低空飛行が続けば、さらなる「維新」が必要になりそうだ。
「先月31日に放送された『いいとも』の夜の特番で、中居正広が『おまえには感謝している』とタモリにハグされたエピソードを披露していました。あれは意味深。やはり中居はフジで昼の帯をやるのでしょう。大先輩のタモリにもお墨付きを頂いたというアピールに見えました。もっとも、すぐにバトンタッチでは生々しい。別番組を1年ぐらいやってから、というスケジュールではないか。それもバイキングの数字次第で、半年ぐらい前倒しになるかも知れません」(テレビ局関係者)
昼の視聴率戦争は、秋の陣からが本番となりそうだ。