キムタク「HERO」超え射程 米倉涼子「ドクターX」の死角

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■テレ朝「勝利の方程式」

 上智大教授の碓井広義氏(メディア論)が言う。

「ドクターXは『相棒』と並ぶテレ朝の“二枚看板”としてつくられたドラマです。相棒の“男性2人のバディが活躍する刑事もの”とはバッティングしないよう、ドクターXは“単独ヒロインの医療ドラマ”を制作した。どちらも固定ファンの多い設定で、極めて戦略的につくられています。民放他局より中高年齢層の視聴者が多いテレ朝らしい作品づくり。ドクターXも第3弾で終わりではなく、長期継続させたいというのが本音でしょう」

 そんな二枚看板による“勝利の方程式”で視聴率競争に挑むテレ朝だが、死角はないのか。

「動きがあるとしたら、主演である米倉のプライベートぐらいでしょう。昨年末に買い物デートを“フライデー”されたフリー編集者の年下彼氏とは継続中とか。第3弾放送後に晴れて結婚なんて話も聞こえてくる」(芸能関係者)

 この日、特注の「御意ケーキ」にメスを入れるパフォーマンスをした米倉は「ケーキ入刀も気持ちいい」と喜んでいた。
 芸能界を“寿引退”なんてことはないだろうが、この発言に制作関係一同、ヒヤリ!?

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