歌手・森山愛子さん 「デビュー前は猪木事務所のOLだったんです」

公開日: 更新日:

 もっとも、会長とお話ししたことはほとんどありません。外を飛び回るタイプだったんですね。

 そんな会長と、初めて会話らしい会話をしたのが、04年3月に、社員研修でパラオを訪れた時。写真は、グアムでの夜、たまたま近くにいたところをパシャリと。笑顔が優しくて、心も大きな人だなあという印象です。

 デビュー曲「おんな節」をリリースしたのが、この2カ月後の5月。プロモーションやらレコーディングで突然忙しくなり、会社に行けなくなったある日、事務所で「森山愛子」の芸名を告げられました。「森と山、自然を愛する子だ」って意味を込めて、会長が名付け親になって下さったんです。

 本当のことを打ち明けると、最初はピンときませんでした。マコトとか翼といった、もっとパンチのある、男女どちらにも取れるような芸名をなんとなく考えていたからです。でも10年が経ち、今では本名よりもしっくりくるくらい、気に入ってます。

 そうそう、とても短いOL生活でしたけど、新宿アルタ前でのデビューイベントには、わざわざ会長も、ブラジルから駆けつけてくださいました。打ち合わせにない「闘魂注入」のビンタも頂いちゃいましたけど……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動