「ドクターX」で好演 高畑淳子の“役柄顔負け”モーレツ素顔
20代後半から、声優や東映の特撮に多数出演し、顔を白塗りにし目を吊り上げた「仮面ライダーBLACK RX」の悪役で芸能界でのポジションを得る。だがそれまではあまり仕事がなく、エネルギーを恋愛に向けていたそうだ。
「同じ劇団員と24歳で結婚するも、生活が立ち行かず、1年8カ月で離婚。同じ俳優の道を行く27歳の長女こと美、21歳の長男裕太は、31歳のときに結婚した一般男性との間に生まれた子ども。できちゃった婚だったといいます」(前出のデスク)
この結婚も離婚に終わり、シングルマザーとして、女優業を続けてきた。2度の離婚に息子の反抗期、自身の更年期障害と、バラエティー番組などに出て話しているが、明るくざっくばらんな性格は、それなりの苦労を経て、培ったものなのだろう。本人は複数のメディアに対し、「運、鈍、根が私を支えてくれた」と、こんなことを言っている。
「30代のときに芝居をやめて四国に帰ろうと考えたこともありますが、そんな時に出演した舞台が満員になって、TVドラマの仕事も来たので、やってこられました。私には飽きっぽいところがあり、多重人格の要素もありますが、人間とは本来そんなものだと芝居が教えてくれたんです」
高校時代の人生の選択は、当人には正解だったようだ。女優の北川景子は遠縁にあたるという。