元仮面ライダー賀集利樹 国学院大で神道を専攻した理由語る
「そんな大げさな話じゃありませんよ。所属事務所に厄年のスタッフがいて、08年、厄払いに伊勢神宮に行ったんです。こっちは伊勢でおいしいもんが食べられるかなって程度の軽いノリだったんですけど、初めてのお伊勢参りで“これが日本だ!!”みたいな、えも言われぬ衝撃を受けましてね。その直後から日本の歴史を読み漁るようになり、すると神道という言葉にたびたびぶつかるじゃないですか。で、神道とはなんぞや、という気持ちが高まり、専門的に勉強したいと思うようになりました」
県立尼崎北高校を卒業後、美容師の専門学校を経て芸能界入りした賀集さんは、日本史や神道を含む宗教について半年間猛勉強。そのかいあって、受験科目の論文と面接を突破。無事、社会人入学を果たした。
「卒業までに必要な単位は126。仕事を第一に考えての学業だったので時間のやりくりが、ホントに大変でした。同じ学年の子たちがちょうどボクが仮面ライダーをやってた時に小学校高学年くらいだったようで、入学してすぐに“見てました~”と寄って来られちゃいました、ハハハ」