「ダメよ~」から「ラッスンゴレライ」へ…一発ギャグの稼ぎ方
お笑いのギャグといえば、年末年始まで日本エレキテル連合の「ダメよ~、ダメダメ」一色だったが、いまや「ラッスンゴレライ」にはやりが移っている。
知らない人に説明すると、「8・6秒バズーカー」というわけのわからない名前の若い男2人組が踊りながら、「ラッスンゴレライ」と意味のない言葉を繰り返すという、説明のしようがないネタだ。
「ぐるナイ」(日本テレビ系)の芸人発掘コーナー「おもしろ荘」に出て火がついた。ブログで「好き」と書いているアイドルもいるし、あの、きゃりーぱみゅぱみゅがブログで真似しているほどだ。「意味わかんないけど、おもろい!」というネット上の声もあるから、若者には通じるフレーズなんだろう。
ラップ風のリズムネタとしてはハイレベルで達者なのだが、このギャグで一気に大ブレークしようという狙いが見える。
こういった「ワンフレーズのギャグ」でウケようとする若手芸人予備軍は増殖中らしい。当たれば、テレビのギャラは安いままでも営業で稼げるが、それだけではないからだ。