「お父さんいない」…人気子役・寺田心クンの“まっすぐな瞳”
今月8日から放送されている「サッポロ一番」のCMで、夫婦役を演じた竹内結子(35)と劇団ひとり(38)の子供を演じている寺田心(6)が脚光を浴びている。
ドラマ「明日、ママがいない」ではギャンブル依存症の母から育児放棄された子供を演じ、今年から放送されているTOTOのCMで一躍、人気子役の仲間入りを果たした寺田クンだが、実は今、別の意味でも注目を集めている。
7日放送の「バイキング」(フジテレビ系)にゲスト出演した時のこと。さまざまなチーズを使った創作料理を試食し、寺田クンが「お茶漬けのチーズのせ」を食べ「おいしいです」と感想を述べた後、MCの坂上忍(47)が「心クンは楽屋でお父さんに“おいしいしか言っちゃダメだぞ”って言われてるの?」とイジったのがマズかった。
まっすぐな瞳で坂上を見返すと、「いや、お父さんはいないんです」とポツリ。これには子役に厳しいことで知られる坂上も、無言で寺田クンの頭をナデナデするだけだった。
自ら母子家庭であることを告白した寺田クン。そういえば、昨年公開の映画「トワイライト ささらさや」ではシングルマザー(新垣結衣)に育てられる失語症の幼児を演じたばかり。多くの人の涙を誘ったが、迫真の演技は“素”のままだったのかもしれない。
「この発言で心クンの家族に注目が集まっていますが、父親とは離婚なのか死別なのか、母親の素性や職業も一切明らかになっていません。ただ、芦田愛菜出演のドラマ『Mother』を見た母親が、3歳の心クンを芦田と同じ事務所に入所させたことが芸能界入りのきっかけだそうです」(マスコミ関係者)