第24回日本映画批評家大賞授賞式が昨28日、東京・中野ZERO大ホールで行われた。
映画評論家の故・水野晴郎さんらが発起人となり、1991年に創設された映画賞。映画批評が専門の選考委員たちが選ぶことで知られるが、今回の主演女優賞には「0.5ミリ」「百円の恋」の2作品での演技力が評価された安藤サクラ(29)が輝いた。
「0.5ミリ」は作品賞にも選ばれ、監督でサクラの実姉の安藤桃子(33)も授賞式に出席。日本映画界における安藤シスターズの存在感を印象づけた。パパ(奥田瑛二)とママ(安藤和津)も大喜びだろう。