「誰でもない誰かが…」“詩人”綾野剛のミステリアスな言語感覚
線の細い美青年役から狂気をはらんだ役柄まで、役に染まり切ることから“カメレオン俳優”とも呼ばれる綾野。その一方で、浮世離れした言動が取り沙汰されることも多い。
2013年7月に放送された「情熱大陸」(TBS系)では、故郷岐阜の秘密基地だったという木の前で唐突に涙を流し、視聴者にミステリアスな存在感を印象付けた。
その後も、テレビ番組で宇宙人と交流したことを語ったり、伊勢神宮について「テレビに映っただけで、ここ確実に凄いなと思った」と熱弁しながら「お参りはしない」ときっぱり。ほかの出演者をア然とさせたこともある。
俳優だけでなく、“詩人”綾野剛にこれからも期待したい。