曙と再戦のボブ・サップ “ドサ回り”で10億円貯めていた
そんな“失意の”ボブ・サップのその後が明らかになったのは翌11年。テレビの追跡番組が韓国で催眠術師になっている姿をスクープしたのだ。番組によると、催眠術や占い、タレント活動をしていたという。
「ボクシングパンツ姿で催眠術をかけている姿には驚きました。カネにはシビアとは聞いていましたが、落ちぶれたなという印象」(テレビ関係者)
そのボブ・サップが再び日本での活動を始めたのが13年。K-1界の暴露本「野獣の怒り」の出版を機に再びCMやバラエティー番組に出演し始め、プロレスにも復帰。
「ギャラの安いプロレスにも嫌がらずに出場し、高額ギャラのパチンコ店回りや地方営業でかなり稼いでいる。13年には重量級ボクサーの西島洋介の引退試合の相手役に、今年4月には演歌歌手の小林幸子のプロレスデビューの相手役もやっています。稼ぎに稼いで、今では資産10億円超らしいです」(芸能ライター)
サップにとっては大晦日の曙戦も“営業”の一環にすぎないのかもしれない。