「金八先生」巡査役の鈴木正幸さん 今は那須で自給自足生活
79年に放映が始まり、2011年まで続いたTBS系の学園ドラマ「3年B組金八先生」。武田鉄矢が主演し、最高視聴率39・9%を記録したお化けドラマだった。本日登場の鈴木正幸さん(69)は津軽弁の大森巡査役で全シリーズに登場。愛嬌たっぷりの笑顔が親しまれた。今どうしているのか。
■「完全とはいかないが、半分は自給自足」
「取材? 自宅は栃木県那須町にあるんだけど、こっちに来ていただけますか? 東北新幹線の那須塩原駅までお迎えに行きますよ。直通バスはないし、クルマで20分はかかりますから」
鈴木さんに連絡を取るとこう言われ、東北新幹線那須塩原駅西口を降りると、プリウスが待っていた。
「6年前の4月、30年以上住んでた千葉県船橋市の自宅を引き払い、女房と2人、那須町の天然温泉付き分譲地『自然村』の別荘に引っ越したんです。ここをベースに仕事があれば現場に赴く、って感じでやってます」
東京ドーム約9個分の広さの「自然村」には200戸ほどの建物が点在し、そのうち約30戸が鈴木夫妻同様の永住組とか。