女医・脇坂被告 法廷で暴かれた化粧の下の異常な金銭感覚
中目黒のクリニックが閉院する昨年3月までに1億6000万円の診療報酬が振り込まれたそうだが、そこから指南役への謝礼、クリニックの運営費などで出金が確認できたのは8000万円ほど。脇坂被告は「不正請求はやめたいとずっと思っていたが、目の前のお金に夢中でやめられなかった」などと話していたが、結果、「医療機器は購入する資金が残らなかった」というから開いた口が塞がらない。こんな腐った医者を“女医ドル”と持ち上げて新聞にコラムを書かせるなどタレント活動を行っていた芸能プロも罪深いというしかない。
テレビではあけすけに「男性経験人数800人」と語ったり、ホストクラブでの豪遊ぶりをさらしていた脇坂被告に検察からは「不正をしていたのになぜテレビに出たのか」との質問も。すると脇坂被告は「興味本位。クリニックに患者が増えれば、不正をやめられると思った」とあっけらかん。検察側は「身勝手で利欲的な犯行だ」とし懲役3年を求刑したが、弁護側は「反省している」と執行猶予付きの判決を求めていた。
かつての厚化粧ははげ落ち、健康状態が落ち着いたからか、かなり太った印象の脇坂被告。裁判官には「後悔している」と涙していたが、つける薬はなさそうだ。