冠番組が視聴率ワースト更新 「嵐」人気急失速の裏側
ここにきてジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」の失速が目立つようになっているという。
「7月20日放送の特番『嵐ツボ』(フジテレビ系)が7・9%、23日放送の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が昨年4月の番組リニューアル以降最低の数字となる6・9%を記録してしまった。特に『嵐ツボ』はメンバー5人が世の中の知られざるコミュニティーを訪問するという新機軸を打ち出したが見事に外してしまった」(テレビ関係者)
コンサートツアーのチケットは毎回ファンの間で熾烈な争奪戦が繰り広げられ、高値でのオークション売買防止のため本人確認まで導入されたほど。しかし、冠番組はかつての勢いを失っている。
「もともと、嵐は事務所のNG項目が多く、できる企画が限られていた。その企画も出し尽くして、番組もマンネリ化している」(前出のテレビ関係者)
そんな中、テレビ各局からは盛んに“恨み節”の声があがっている。
「桜井翔の父で元総務省官僚の俊氏が都知事選に出馬して当選していれば確実に情勢は変わっていた。もちろん、桜井と俊氏の“親子共演”が目玉。20年開催の東京五輪へ事務所をあげての全面協力の姿勢を打ち出しているジャニーズとしても、桜井パパが都知事なら向こう4年間は安泰ですからね」(別のテレビ関係者)
人気を維持するためなら手段も人も選んでいる暇はないということだろう。