出演CMの誇大広告で傷ついた 北斗晶“最強ママタレ”の看板
セラフィットの信用性については昨年6月ごろからネットで話題になっていて「3カ月くらいたったら、くっつきだした。今では卵焼き作ると、くっついて取れません」「北斗さん、嘘つかなそうだけど……」などとされていた。北斗は昨年9月、乳がんで入院していることを明らかに。
現在も闘病中の北斗には酷な話かもしれないが、「まったく責任なし」と言えるのか。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「もちろん、北斗さんは“知らなかった。だまされた”という立場でしょうが、社会的にそれは通用しません。これは昔の話ですが、高田浩吉がある不動産会社のテレビCMに出演していて、結果的に会社の謳い文句が虚偽と分かり、裁判を起こされたことがあります。もちろん会社は賠償責任を問われましたが、この中で判決文は高田の責任にも触れているのです。タレントにとってCMは今や最大の収入源になっていますが、対価を得ている以上、当然責任も伴う。タレント側もしっかりとチェックする必要があるということです」
現在、北斗のHPからセラフィットの文字は消えているが、同社のHPではいまでも北斗のCM映像が流されている。必死の闘病生活を送る北斗には気の毒ながら、責任はゼロではないということになる。