出演CMの誇大広告で傷ついた 北斗晶“最強ママタレ”の看板
“ダイヤモンドの次に硬い”なんて宣伝文句は、香具師の口上も同然だったということだろう。
テレビの通販番組などで「ダイヤモンドの次に硬いセラミックを使用」「コインでこすっても傷がつかない」「耐摩耗テスト50万回クリア」などと宣伝していたフライパン「セラフィット」について、消費者庁は景品表示法違反にあたるとして、通販ブランド「ショップジャパン」を運営する名古屋の「オークローンマーケティング」に再発防止を求める措置命令を出した。
同庁が行ったテストではステンレス製のフライ返しで5000回こすると傷がついたというから誇大広告も甚だしいが、実はこのフライパン、ママタレとして絶大な影響力を持つ北斗晶(49)と元フィギュアスケート選手・織田信成(29)が再三テレビCMなどに出演し、「セラフィット」の強さを大々的に宣伝していたから大騒ぎになっている。
特に北斗が出演するCMは“出色”で、「朝まで生テレビ!」を模したスタジオに「セラフィッ党」党首を名乗る北斗が登場、フリップを示しながら「われわれの調査では『フライパンが焦げ付かないのは最初だけ』と答えた主婦は実に77%。これは男が優しいのは最初だけと同じなんです」などと力説していた。