テレビ特番で涙の懺悔…清原和博の切迫した“金銭事情”
「濃紺のスーツに身を包み、丸刈りだった頭を七三に分けた姿からは、当時の威圧するような雰囲気はなかったものの、腹はダブつき、目はうつろ。額に噴き出る汗を拭いながら発する言葉に覇気はなかった。体調を含めて、むしろ心配になった」
古巣・西武関係者の感想だ。
清原和博(49)が、今年2月に覚醒剤使用で逮捕、起訴されてから初めて一部メディアの取材に応じた。3時間に及ぶインタビューを行ったというTBSが、24日の「ニュースキャスター」でその一部を放送。
そこで清原は「このたびは世の中の皆さま、そして少年野球、高校野球、プロ野球、名球会、すべての皆さまのことを大変失望させてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げると、「覚醒剤は化け物、悪魔。一日一日の闘い。今日は勝ったぞ、明日も頑張ろうという毎日の積み重ね。二度と手を出さないとは言えない。そう言い切れるのは、最後、自分が死ぬとき」と、今も禁断症状に悩まされている現状を告白。「息子に会いたい」と涙も見せた。
今年5月に懲役2年6月、執行猶予4年の判決を受けた清原はその後、大阪での病院治療を経て、9月ごろには都内のマンションで暮らすようになった。事情を知る関係者によると、都内に戻ってからの清原は、すぐにでもメディアでの仕事を再開したいと考え、周囲に「公の場で謝罪しないままの状態が続いている。きちんと謝罪をしたい」と相談していたという。