キムタク失態も救う カンヌの杉咲花をマナー専門家が賞賛
一難去ってまた一難、元SMAP木村拓哉にまたもやバッシングの嵐だ。仏で開催中の第70回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでの立ち居振る舞いについて、〈自己チュー〉〈ドン引き〉などと問題視する声が日本国内で続出。具体的には、振り袖に身を包んだ女優の杉咲花(19)をエスコートするどころか、ズボンのポケットに左手を突っ込んだままスタスタと階段を上るというジェントルマンにはあるまじき失態を演じてしまったのだ。
予兆はあった。主演映画「無限の住人」を引っ提げ、13年ぶりに同映画祭へ返り咲きを果たしたキムタク。それがたとえアウト・オブ・コンペティション部門での出品、つまり評価対象外の“おまけ”だとしても気分は高揚し緊張もしたのだろう。リムジンを降りたときから唇を舌でなめ、不安やストレスを抱えている様子が見て取れた。いくら英語が得意とはいえ、「イエス。もう、一番、一番、うれしいです」などと日本語で返答するのがやっとであった。
そんな興奮冷めやらない主演俳優のせいで置いてけぼりを食らった杉咲だが、マナーの専門家、国士舘大学講師でビジネス能力開発研究所代表の安重千代子氏は、むしろ「拍手を送りたい」とこう続ける。