著者のコラム一覧
大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

17年上半期 洋画健闘の裏で伸び悩む邦画実写のマンネリ化

公開日: 更新日:
映画「海賊とよばれた男」の山崎貴監督/(C)日刊ゲンダイ

 映画界は好調を維持している。今年上半期の興収は、昨年同期比で10%前後上回ったとみられる。昨年は年間で2355億円を記録して過去最高だったが、折り返しを迎えた現在、昨年の同時期の成績を上回るペースで数字を伸ばしている。

 その要因のひとつが洋画の健闘だ。停滞が続く洋画の奮…

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【連載】大高宏雄の「日本映画界」最前線

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