T・スウィフトが告発したセクハラDJの新職場に“爆破予告”
それにしてもアメリカでのセクハラ告発の嵐はすさまじい。いったん「セクハラ」のレッテルを貼られると、徹底的に嫌がらせを受け、追い詰められてしまう。
人気女性歌手テイラー・スウィフト(28)から、セクハラで告発されたデービッド・ミュラー(56)もその1人だ。
テイラーは2013年、コロラド州デンバーのコンサート会場で当時地元ラジオ局KYGOのDJだったミュラーに「スカートの下からお尻をつかまれた」と提訴。KYGOは苦情を受けてミュラーを解雇した。ミュラーは「不当な告発で職を失った」と、テイラーを名誉棄損で逆提訴。昨年8月、裁判はテイラーに軍配が上がり、彼女が求めていた「象徴的な意味での賠償金」1ドルの支払い命令がミュラーに下された。
30年以上もDJとして活躍してきたミュラーだが、KYGOをクビになってからずっと職に就けず、無収入に。先日、ようやくミシシッピ州の人口約1万4000人の小さな町グリーンウッドの地元ラジオ局KIXにDJとして雇われた。
「ミュラーは以前から使用していた『ジャクソン』という芸名で、先月29日からカントリーミュージックの番組をひっそりと担当し始めましたが、ミュラーがDJに復帰したという情報が、“セクハラ撲滅運動”のメンバーの知るところとなったのです」(在米ジャーナリスト)