中尾彬&池波志乃さん夫妻 馴れ初めときっかけになった酒

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池波 前から話が合うなと思ってたけど、その時も話していて引っかかるところがひとつもない。それでお店を出た後、私から「もう一軒行きましょうか」って誘って、神田で芸者のいる店に連れて行ったんです。

中尾 6人ぐらい呼んでね。実は彼女がよく知っている芸者衆だったんだな。飲んでる途中で彼女が廊下へ出て、「あの男はどうなのかね」って私のことを品定めしていたんですよ。みんながOK出したんで付き合い始めたわけです。結婚してからは志乃さんのオヤジさんとも飲みました。「落語ってのは嘘をつかないんだよ」という言葉をよく覚えています。この場面のこの背景はこうなんだって教えてくれて、落語っていろいろ調べたことを前提にしゃべってるんだと思いました。

池波 ゆっくり飲みながら、着物の着方のような日常茶飯事的なこともポツポツと。つまみはタタミイワシくらいであまり食べませんでした。酔っぱらって乱れた姿は見たことがありませんね。

中尾 私は油絵を描きますけど、オヤジさんは日本画を描く人でしたから飲んで2人で絵を描いたりもしましたね。おふくろさんが墨すって巻き紙を広げてくれて。大人の遊びです。酒は毎日。07年に大病(急性肺炎および横紋筋融解症)して2カ月入院した時は飲めなかったけど、退院して少しずつまた飲み始めました。酒を飲まなきゃ人生の楽しみを半分知らないようなものです。

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